ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」レポ 前編
どうもおひさしぶりです。
そうちんです。
2018年初更新?
さてさて…
縁あって17年のツアー「Untitled」に参加することが出来ました。
嵐が10周年を迎えるまでに行ってきたコンサートの集大成として位置付けられることも少なくないTimeコン。そのTimeコンと対をなす10周年以降のコンサートの集大成と言っても過言ではない今回のツアー。とにかく完成度が高く何度見ても満足出来るクオリティーでした。
担降りをした人もこのツアーを見ればまた戻ってくるのではないか?とまで思えるほどセットリストも演出も秀逸な出来であったことを書いておきたいなと思った次第。
自分の中にまだコンサートの記憶があるうちに1曲ずつ振り返ることにします。
文才のなさが溢れ出てれるけれども最後までお付き合いしていただけたら喜びます。
0 Overture
洋館をモチーフにした時計やら食器やらが映し出されたスクリーン。Monsterが始まりそうなSEが流れ、スクリーンに「Untitled」の文字が。
「Untitled」の文字が徐々に赤く染まっていき、全てが赤に染まるとGreen Lightのイントロと共にブラス隊がステージ下から登場。同時にペンライトも赤一色に。この光景を見ると「あぁ〜。嵐のコンサートに来たんだな」と思わされる。
登場の仕方はアユハピの時と同じだったが、映像らしい映像を使わないせいかすぐに幕が開く、シンプル始まり方に驚かされたのを今でも覚えている。シンプルながらも印象に残るオープニング。
1 Green Light(フル)
アルバムの1曲目がツアーの1曲目を飾るのはLOVE以来?
登場の仕方はアユハピと同じ。がっちり生歌で披露。札幌3日目は2番目のサビ前の「get down everybody」でJの声を拾わないハプニングあり。曲調と合っていて激しくはないが、がしがし踊るダンス(自己矛盾)が心地よい。
途中で曲名通り観客のペンライトが緑に制御される光景はただただ綺麗。経験豊富で余裕のあるかっこよさが随所に溢れていた。
コンサートの最初にキメ顔で出てくる嵐の輝きは嵐にしか出せないものだった。
2 I'll be there
Green Lightから間髪入れずにI'll be thereへ。
ステージ全面がスクリーンになる。
(今回のツアーの新たな試みの1つで随所で使われる)超巨大スクリーンで嵐の踊りを堪能出来る。せっかくだし生で見たいところなんだけども、巨大スクリーンも見たくなる、というファン泣かせな代物。
ただこのスクリーン。正面からでないと少々見ずらかったのと使われるシーンが限られていたのが残念。ここまでほぼメンステ。
にのみあさんが情感たっぷりで歌い上げる「見逃すことのないシークレットサイン」だけで価値がある←言い過ぎ
3 風雲
ムビステでバクステまでの移動で使用。ごりごりいけいけな嵐さんが見られた。
「前人未到のタグをつけ」で抜かれるくしゃっとした顔で歌う松潤と、間奏で斜め下を向いて片脚で地団駄を踏みながら歌うにのみあさんがすごく印象に残ったけれども、それ以外は特に感想なし。ペンライトを振って楽しめました。
札幌はバクステまで一気に移動してたけど、それ以降はセンステまでだったような気がするんだけど気のせいなのかしら。
4 Attack it!
初日にこの曲のイントロが鳴った時の騒めきはすごかった。久しぶりのセトリ入り。美世界以来かな?
安定の盛り上がり。過去の定番曲もたまにはやって欲しい。
4.5 挨拶~
いつものやつ。
デジタリアン以降曲中で挨拶するのではなく別にセクションを設けていたが、今回は従来通り曲中で挨拶。ハワイ振りかと思われる。
名古屋最終日に男女に「調子はどうだ?」と尋ねるC&Rをする翔さん。男性の歓声の後に大音量の女性の歓声を聞いて素で「うわっ、すげぇ!」って言ってる翔さんに笑った。
5 Happiness
バクステからフロートに乗って移動。
にの、相葉さん、翔さんが三塁側、リーダーとJが一塁側回りでフロートに乗ってメンステへ。
ファンサしながら移動。特に言うことはない。別にHappinessじゃなくても良かったのでは?ぐらい。
6 UB
破壊力抜群。一塁側ににのみあさん、三塁側に相葉さんが立ち、歌いながらメンステに移動。間奏部分でWSで公開されているが、組んず解れずの超超密着ダンスを披露。
パンフレットに書いてたやりたいことってこれだったのかと(笑)初見の際の衝撃は言葉には表せないものがあった。
7 Come Back
アメリカの広場で夜中にラップバトルを繰り広げてる画を想起させる演出。
ジャンプアップで登場するところから最後まで(要するにゆりかごから墓場まで)どこを切り取ってもかっこいい。
自分たちのことを俯瞰で見たごりごりなラップが好きなファンにはたまらない。曲中にC&Rがあるのに会場の反応がほぼないのが寂しかった。
8 夜の影
Come Backからシームレスに繋がる。
曲が始まるまでににのとリーダーがジュニアに振りを教える、というセリフのない寸劇のようなのがある。松潤が衣装を替えるのにかかる時間を稼ぐためだと思われる。
「こうやって時間を稼ごう」と言ったのはなんとなくにのみあさんな気がする(超個人的意見)
リーダーがメンバーに振りをつけると、少しコミカルな動きになることが多かったが、そんなこともなく細かい動きをふんだんに取り入れていた点も見応えがあった。
Jrはメンバーが踊っているのを後ろでにぎやかしながら見ているんだけど、その様子もストリートダンスっぽくて?良いエッセンスになっていたのではないだろうか。
途中からJrの声も拾うようにしたのはナイスアイデア。
9 バズりNIGHT
ユニット曲の中で1番の問題作(笑)
スクリーンに冴えないオタク3人組(大野、櫻井、相葉)が伝説のアイドル(もちろん?3人が扮するやまんばメイクのギャル)が復活するので、彼女たちのライブに行くまでのやり取りが映される。
翔さんの絵をスタンプにして使っていて、トトロやチワワ(どちらも2017年の書き下ろし)の新たな可能性を感じた。
メンステの上から出て来て、馬跳びしてオタク歩きしてオタ芸してからの女装してパラパラ踊ってと、とにかくとにかく盛りだくさん。
「にん、にん、にん」に合わせて馬跳びを3人がするんだけど、「にん」は「忍術」の「にん」だから、そのまま跳ばずに上で止まってから跳ぶ、というぶっとび設定を違和感なく受け入れさせてくる演出を考えた相葉さんはもはや尊敬の領域。
馬跳びしたりオタ芸したりととにかく盛りだくさん。
10 つなぐ
スクリーンから無数に伸びるロープに囚われたマリオネット?という設定で音に合わせてソロでリーダーが踊ってから始まる。
リーダー曰く「地味に見えるけど体勢がすごくしんどい」らしい。
イントロで印を組んだあとにステージ下からスライドアップで出てくるメンバーが出てくる演出がたまらなく好きだった。あたかも印がメンバーを呼ぶ合図のように見えるから。
「大野智は国民的アイドルグループのリーダーをしている」という事実を再認識したファンは私だけではないはず。
11 抱擁
「ざっ」、「ざっ」、「ざっ」という音に合わせて、つなぐの時に来ていた丈の長い上着を脱いでショート丈のジャケットスタイルになってから歌うんだけど、イントロがなる時に跳ぶ一連の動作がとにかくかっこいい。
あと、「匂わすアンビエンス」で末ズが重なり合うように(ビタスイの歳の差コンビみたいな感じ)もかっこいい。
初めてこの曲を聴いた時から激推しだったんだけど、思いの外扱いがよくて驚いた。っていうかどのアルバム曲も扱いがよかった今回(笑)
札幌最終日からオーラスまでワンハーフになったのが残念極まりない。フルで見れたのは貴重だったのかもしれない。どうしてフルじゃなくなったのか…「肩を引き寄せてダンシング〜」のにのみあさんは色気たっぷりなのに。
12 お気に召すまま
今年のc/w枠。「Border」とか「Under the rader」が選抜落ちしたのは悲しいけど、相葉ちゃんの「理屈よりリキュールを」が聞けるしおっけー、とか思ってたらワンハーフでカットされてた悲しさ(笑)
動線はメンステから花道を通ってセンステ。大宮が一塁側、それ以外が三塁側。
リーダーが歌ってる時に靴を踏もうとしたりしてちょっかいをかけるにのみあさんのじゃれあいが最高。続くにのみあさんのソロパートでリーダーがちょっかいの逆襲をした結果、笑って歌えなくなるにのみあさん。曲調も相まって、とにかく平和な世界が広がっていた。
曲の最後に5人が1列に並んで、前のメンバーの肩に手を置いて歩くところも見所。
これに沸いてたフォロワーあまり見かけなかったんだけど、見所だよね??
13 Bittersweet
センステからバクステに移動のためのつなぎの曲。
果てない空とか青空の下、キミのとなりとかが担っていた役割だよね。
アリーナに人を多く入れるためなのか、通路が狭くなっていてトロッコまでの距離がいつもより近く感じた。
14 GUTS!
いつの間にか定番曲の座を勝ち取ったGUTS!。
ハンドマイクだと最後の「夢と希望のパレード 歓びへと舵を取れ」でボールを打つ振りがやりづらい、となったらしくボーリングをしてストライクが出たという振りに変更。
ストライクの後みんなが嬉しそうにハイタッチするのが見られるから私はこっちの振りの方が好み。
15 Doors~勇気の軌跡~
「Just stand by you every moment」というにのみあさんの歌い出しから始まるこの曲。
正直に言いましょう。これ聞けただけで満足。
この曲をしっかり踊るのは最初で最後な気がして目に焼き付けた。翔さんのパートになると少しがくっとなるのはご愛嬌といったところか。
ムビステに乗ってメンステまで戻るまで踊り続けるのは、ムビステを「手を振る場所ではなく踊る場所」と言っていた発案者Jの精神の表れ故なのかしら。考えすぎ??
思いの外長くなってしまったので後編に続きます。
また書けたらアップするのでそれまで暫しお待ちください。