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嵐ファンの社会人が書くブログだよ!

嵐オタクが就活生としてジェイストームを受験した話

お久しぶりです。そうちんです。

4月から社会人としての一歩をいやいやながらようやく踏み出しました。

 

さて、今日は以前から書く書くと言いながら後回しにしていた、ジェイストームを受験した時の話を書きたいと思う。何かとベールに包まれたジャニーズ系列の企業。実態を知れる数少ない機会だということで、物は試しにと受験してみた時のお話である。時間が経っているので曖昧なところや間違っているところはあるかもしれないが、どうしても脚色しないといけない部分を除いて、基本的にはありのままに書いている。今後この企業を受ける就活生の参考になればと思う。

 

1.ジェイストームとは

ジェイストームとはジャニーズ事務所の子会社のレコード会社で嵐、TOKIOHey! Say! JUMPなどが所属している。DVDを再生するときに「ジェイストーーー!!!(大音量)」と流れるあれ。嵐がポニーキャニオンを首になった?ことがきっかけで作られたと言われており、設立は2001年、元々は嵐のためのプライベートレーベルであった。

参考までにwikiのリンクを引用しておくので、詳しく知りたい人はこちらへ。

 

ジェイ・ストーム - Wikipedia

 

2.ジェイストームを受験するには

 まずジェイストームを受験するにはリクナビからプレエントリーを行う。その後履歴書と、「ジェイストームで活かせる私の強み」か「私がジェイストームでやりたいこと」のどちらかを800字で書いた物を郵送にて提出する。受験方法は驚くことに一般的な企業と何ら変わりもなかった。

 

3.受験の流れ

書類審査に合格すると、説明会兼筆記試験に呼ばれた後、数回の面接を経て内定、という流れ。採用人数は若干名であり、倍率はかなりのものであると思われる。

 

4.説明会と筆記試験

これらは6月の1週目に行われた。さすがジャニーズ事務所の子会社と言うべきなのかは分からないが、就活生が一番忙しいであろう6月の1週目の日時を一方的に指定された。ただ、こちらから日程変更の連絡を入れると、意外にも応じていただけたので、若干拍子抜けしたのを覚えている。

会場は渋谷の宮益坂沿いにある貸会議室で、大よそ80人程度の就活生がいた。

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*1

前にはジェイストームに所属するアーティストの宣伝ポスターが貼られており、開始前のBGMはジェイストームに所属するアーティストの曲が用いられていた。就活生の男女比は8:2位と、思っていたより男性が多かった印象。ジェイストームについての説明がおよそ30分程度行われた後、筆記試験が行われた。

 

5.説明会について

説明会で聞いたことを簡単にではあるが当時のメモを参考に記載することにする。

・ジェイストームは総合エンターテイメント企業であり、設立から4年は嵐のみが所属

していた

・嵐が稼ぎ頭ではあるが、次はHey! Say! JUMPが来ると考えている(おかげさまでHey! Say! JUMPのファンが急増しているとの言及あり)

・アルバムJUMping CARがデビュー以来の初動最高売り上げを記録するなど業績は好調

ソニーミュージックと連携している

・映画も年に7~8本手掛けており、年々増加傾向にある

マイガール0号室の客にも関与

・嵐のワクワク学校の企画、制作、運営を全て手掛けている(コンサートはヤングコミュニケーションが運営)

・当時は KAT-TUNが活動休止直後ということもあってか、「KAT-TUNは活動休止したが会社としては問題ない」や「活動再開を首を長くして待っている」などと発言

・デジタルとして音楽を扱う風潮があるが、パッケージを手に取ってもらえるようにしたい

 

 

6.筆記試験について

筆記試験は30分程度だった。他社で一般的に使われているSPIや玉手箱とは異なる、見たことのない形式で、音声に従って解き進めるタイプ。間違い探しや計算問題、簡単な国語や数学の問題だったので、普通に解けば問題ないレベルだと思った。特に対策の必要は無し。これで落ちるのは余程頭が悪いのではないだろうかといった感じ…

 

7.面接について

ここまで進むと次は面接がある。内定までには数回の面接が行われる。

1次面接は就活生3人、面接官2人のグループ面接で会場は説明会と同じ会場だった。関東のボリューム層私学(法学部)の男子と愛知の聞いたことのない私立大学女子と私、という組み合わせだった。私以外の2人のレベルもそれほど高くなくて拍子抜けした記憶がある。6月上旬でこのクオリティーの面接しか出来ないのか?と…(ボロカスに書いてごめんなさい。ちゃんと内定取れてるといいなと思ってます)面接官は40代くらいの男性2人組で特に印象に残っていない。

面接では「1分半で自己紹介」、「志望動機」、「やりたい仕事」、「血液型占いと絡めて自分の性格を分析」の4つを質問された。どれも基本的な質問ばかりである。

面接は全部で20分程度。終始和やかに進み、最後に逆質問の機会があった。私は「コンサートにジェイストームが関わることはあるのか?」と単純に興味があったことを聞いたのだが、「コンサートの音源の編集などはジェイストームが管轄している」という回答をいただけた。あの時もっとがっついて質問すればよかったと後悔している。

他に面接で覚えていることは、同じグループの男子が「嵐が好きだからジェイストームで働きたい」という幼稚園児でも言えそうな受け答えをしていたことと、同じグループの女子が「多くの人に手に取ってもらえるようなジャケットをデザインしたい」と志望動機を語るのだが、「具体的にどういったデザインを作りたいのか?」と面接官に突っ込まれると、要領を得ない回答をしていたことくらいだ。ボロカスに書いてごめんなさい(2回目)

 

8.最後に

普段情報開示をしないジャニーズ事務所系列の企業を知ることが出来る唯一無二の機会と言っても過言ではないので、就活生のジャニオタはぜひ一度受験してみることをお勧めする。全て東京で行われるから、地方の就活生には厳しいけど、他社の選考と上手く被せて参加してみよう!!

就活生という立場から考えると、ジャニーズのブランド価値が落ちると立ち行かなくなるのはある意味目に見えているので、真剣に就職先として考えると少しリスキーかもしれないけど…

 

 

以上、そうちんでした。 

 

*1:会場となったビル。以後の選考はここで行われた。