他の人を愛しても他の人でしかありません

嵐ファンの社会人が書くブログだよ!

男性アイドルを応援する男性オタク

男性アイドルといえば、黄色い歓声を一身に浴びながらコンサートをするというのがパブリックイメージであるだろう。コンサートの始まりの暗転した時に沸き起こる歓声などまさにである。

そんな男性アイドルを応援する男性ファンというのも少なからず存在するのである。「もしかしてホモですか?」などと聞くのは野暮な質問極まりないのだが、notオタクな人から聞かれたことのある男性オタクは多いことだろう。

 

そもそも男性オタクはコンサート会場にどのくらい存在するのか?という疑問が私の中に長年あった。昨年のJaponismツアーの後半あたりから(おそらく)、コンサート冒頭の挨拶で、翔さんが「男性陣調子はどうだ?」と声出しさせるのが定番となっている。コンサートではどれだけ声を出しても、やはり女性の甲高い声に埋もれてしまうので、これは一男性オタクとしては嬉しいことこの上ないし、男性陣の野太い声を聞いて満足げな表情を浮かべる翔さんの顔が見れることもこれまたうれしい。

話が横道に逸れたので本筋に戻ると、コンサート会場にどのくらい男性がいるのかというと、やはり少数だなという印象を受けた。国民的アイドルと呼ばれるようになって久しいあの嵐をもってしても…である。*1

 

そもそも私が嵐と出会ったのはいつごろかというと、定かではないのだが2002年だと思う。その頃はテレビに出ている面白い人たち、という認識でしかなく、茶の間の一員として毎週のようにUSOを見ていた。そう、あの胡散臭さの塊の番組である。

そこから時を経て07年~08年辺りから嵐に夢中になった。新規ファンが一番多い時期に例に漏れず私は嵐ファンになった。

 

2012年にTwitterを始めたのだが、おびただしいほどの嵐垢に最初は戸惑いを隠せなかったのを覚えている。世の中にはこれほど嵐ファンがいるのか…と。かれこれ4年程度Twitterを続けているのだが、そこでは多くの出会いがあった。4年間の間に絡まなくなった人や、垢を消してオタクを辞めた人など様々だが、彼女たち彼らは一体何をしているのだろうか?とふと考える時がある。

 

ここからが本題なのだが、Twitterにいる男性オタクで、「あっ、この人苦手だな」と思う人物を目にする瞬間がよくある。それは自分が男であるにも関わらず男性アイドルのファンをしている自分ってすごいでしょ?というのが滲み出ている人物である。最近このような輩が目に付く。*2

アイドルを応援する気持ちに性別は関係ないと私は考えているし、そこで男性であることを強調することに、得も知れぬ不快感を覚えて拒否反応を起こしてしまうのである。男なのに部屋にこんなにグッズ飾ってるのすごいでしょ?ねぇ見て??というツイートなど最たる例ではないだろうか?こういった人物に限って薄いファンだったりするから笑止千万である。

 

ここまで散々批判してきたものの、このようなファンばかりで無いことは重々承知している。実際私が仲良くさせていただいてる(一方的に思ってるだけかも?)男性ファンには面白いやつもいる。いつもありがとう。

感謝の気持ちを忘れずにそんなフォロワーと仲良くしていきたいなと思うクリスマスの夜である。

*1:ただ札幌ドームだけは2日間参加したのだが、なぜか男性陣が多く少しばかりうれしかった。

*2:ある特定の人物を思い浮かべて書いてはいるが実際今まで何度も見た