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嵐ファンの社会人が書くブログだよ!

就活と学歴

就職活動をしようと考えている後輩から聞かれる質問として、よくあるのが「就活に学歴って関係あるんですか?」である。

早速この質問に回答すると、残念ながら大いに関係がある。

ここで誤解しないで欲しいのが、学歴があるからという理由だけで就職が出来る、という訳ではなく、就職活動において有利になると考えていただきたい。

 

では、一体どのように有利に働くのか?

実体験や聞いた話を書き綴っていきたいと思う。

 

1 説明会に優先的に参加することが出来る

以前某企業が、学歴によって説明会の空席状況を変更している、といったことが話題になったことがあったと思う。というように説明会に参加するのにも学歴は有利に働くのだ。「たかが説明会に参加するだけなのに」と思うかもしれないが、人気企業(サント○ーやキリ○など…)の説明会など一瞬にして満席になるのだ。

ところで、企業の説明会には大きく分けて、複数の企業が同時に1つの会場で行う「合同説明会」と、1社だけが単独で行われる「個別説明会」の2種類が存在する。

よくニュースになるスーツを着た学生がわらわらしているのは、合同説明会である。

ではどのように有利になるのか?

まずは合同説明会から書くとすると、これに関しては基本的に有利になることはない。極端な話、誰でも参加出来るからである。ところが、合同説明会で有利になる場合というのも確かに存在する。それは特定の大学のみを対象とした合同説明会の存在である。関西圏では「京、阪、神、同志社大」関東圏では「東京、一橋、慶應、早稲田大」などの学生のみを対象としたような合同説明会が存在している。同じ合同説明会なのだから有利も不利も関係ない、と感じるかもしれないが大きな差がある。

まず1つは、参加している学生の数だ。一般に開かれている合同説明会において、人気企業のブースでの立ち見はざらにある。一方、特定の大学を対象にしている説明会では、会場内がゆったりとしており、快適に話を聞くことも出来る。というよりも、人事の人も学生の少なさ故に暇そうにしていることも多く(笑)、かなり近い距離で会話をすることも可能となる。

他には所謂高学歴な大学を対象としているため、企業の人事が話す内容も、一般に開かれている合同説明会と比べて、有益なものも多いということも言える。とはいえ個別説明会に行けば得られるような情報がほとんどだったので、これは人によって感じ方は様々かもしれない。

 

次に個別説明会についてだ。これは合同説明会とは異なって、露骨に差が出てくる。まず、○○大学向け説明会、というものが存在する。

これは企業の採用HPのマイページ上に対象の大学のみが申し込める説明会が現れる。つまりは一般に告知されていない説明会なのだ。このような説明会はおそらく誰もが知っている企業でも平然と行われていた。私が今思い出せるだけでも、NT○ドコ○やトヨ○自動○、クボ○などの超超有名企業がこのような個別説明会を開いていた。

私も参加したことがあるが、OBの社員が出てきて就職活動のアドバイスをしてくれたり、1対5くらいの小規模な座談会がなされたりと、企業の熱の入れ具合が異なっているように感じた。

 

2 リク面をしてもらる

学歴によって就活で享受できる一番大きなメリットは私個人的にはこれだと思う。一応、経団連は6/1から採用活動を始めるとしているが、そんなもの守ってない企業がほとんどだ。説明会などが解禁される3月からリク面は水面下で密かに行われている。

そもそもリク面とはなんなのか。リク面とは、大学のOB、OGの社員と、カフェなどでお話をすることである。「お話をする」という点だけを抜き出すと、何だか楽しそうだが実態はただの面接である。カフェに呼び出されて、コーヒーなどを飲みながら、今している仕事の話や、会社について、当時どのような就活をしていたかなど、それなりに有意義な話が聞ける。その後に志望動機や、自己PR等をさせられる。企業によってはエントリーシートの添削とかもしてくれた。そして一通り終わったら「さようなら」というのが一般的なリク面の流れだ。ここで高い評価をもらえるとその場ないしは、後日電話で次のリク面の日程を決めることになる。

何度かあるリク面を突破するとあら不思議、会社に呼ばれて軽く面接して内定獲得!という流れになる。(企業によってどの程度優遇されるかは異なります)

私が考えるリク面のメリットは、社員の人と1時間程度一対一で話せることだ。これは管理貴重な経験になる。他にも福利厚生や給与など説明会では聞きにくいこともばんばん聞くチャンスでもあるし、面接解禁前に面接をすることで、経験値の観点で他の就活生と差をつけることが出来るし、などメリットしかないので、リク面をしてもらえるなら積極的にするべきだと感じた。

では一体どうすればリク面をしてもらえるのか?それは企業によって異なるから自分で情報収集しかない。マイページに登録したらリク面をしてくれる企業から、提出したESの評価によってリク面をしてもらえるかが決まる企業まで様々に存在するので、ここで一概には言えないのが現状なのだ。

 

3 エントリーシートの通過率が上がる

エントリーシート(通称ES)を提出した後に複数回面接をして内定を獲得する、というのが採用の基本的な流れである。この最初の関門エントリーシートの合格において、学歴があると優位に働く。

私は大した学歴を有してはいないが、それでも何度か明らかに適当に書いたエントリーシートが通過したことがある。周りに確認してみると、周りも同様だったようで、どうやら学歴が一定以上であれば無条件に合格、としていたそうだ。面接で高学歴ばかりと出会うような企業なら、そういったことをしている可能性は高いかもしれない。(これは筆者の独断と偏見です)

他にもこれは某企業の人事から聞いた話だが、ある程度の学歴が無いとエントリーシートをそもそも読まないで不合格にするそうだ。せっかく書いたエントリーシート読んでももらえない、というのは学生からしたら腹立たしいことこの上ないが、企業側からしたらとてもじゃないが、読み切れない量のエントリーシートが届いているのだろう。

 

他にも面接の回数が減るや、大学毎に募集枠があったりする、などあるが、大きく分けるとこの3つが挙げられる。

 

繰り返しになるが就活と学歴は今の日本においては未だに関係があると、実際に就職活動して感じた。しかしながら、昔と比べると関係性は薄くなっており、「学歴があるから」といって入社出来るような時代ではなくなったのは言うまでもないだろう。

 

次回は私の就活の流れを書いてみようかなと思ってます!

ここまで読んで頂きありがとうございました!!

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